緑内障

緑内障とは

緑内障とは、目と脳を繋ぐ視神経に障害が起こり、見える範囲が狭くなる病気です。そのまま放置したり、治療が遅れることで失明の恐れもあります。緑内障は日本の失明原因の第1位となっています。

緑内障の症状について

症状は、視野が狭くなることですが、進行は非常にゆっくりで、少しずつ見える範囲が狭くなります。また、両目同時に進行することもあります。
緑内障が進行するまで自覚症状はほとんどありません。

緑内障の種類について

緑内障の種類は大きく分け3種類、緑内障の中で一番多く、一般的に緑内障と呼ばれている原発緑内障とその他に続発緑内障、小児緑内障があります。では、それぞれ何が違うのか見ていきましょう。

♢原発緑内障

原発緑内障はその中でも2種類に分かれます。

・原発開放隅角緑内障

隅角部の房水の排出路にあたる線維柱帯と言われる部分が目詰まりすることによって房水の流れが阻害され少しづつ眼圧が上昇して緑内障を引き起こします。また、原発開放隅角緑内障には、眼圧が正常値(20mmHg以下)にもかかわらず視神経の障害が進行し、視野に欠損が起こる緑内障があります。これを正常眼圧緑内障といいます。

※正常緑内障は眼圧が正常なだけで、それ以外は原発隅角緑内障と同じ病態です。

・原発閉寒隅角緑内障

房水が虹彩と水晶体の間で流れにくくなってしまい、房水が溜まることによって、虹彩が前へ押し出され隅角を塞いでしまい、緑内障となる場合が原発閉寒隅角緑内障です。また、原発閉寒隅角緑内障は発症速度によって急性原発閉塞隅角緑内障と慢性原発閉塞隅角緑内障に分けられます。

♢続発緑内障

眼の怪我や緑内障以外の病気、糖尿病やステロイド薬といった薬物によって眼圧が上昇することで引き起こされる緑内障を続発緑内障と言います。また、続発緑内障の中でも2種類に分けられ、原発開放隅角緑内障と同様に隅角の閉塞がないのに眼圧が上昇して起こる続発開放隅角緑内障と、緑内障原発閉塞隅角緑内障と同様に隅角が閉塞していることによって眼圧が上昇して起こる続発閉塞隅角緑内障があります。

♢小児緑内障

小児期に発症した病態に起因して緑内障になることです。生後早期から発症する場合と小児期は症状が出にくく成長すると共に徐々に発症する場合があります。

小児緑内障はお子様に重い視力障害を起こす可能性があるため、早期発見早期治療が必要です。また、小児緑内障もいくつかの種類に分けられ、重度の隅角形成異常によって生後早期から眼圧が高いことによって眼球拡大を生じる場合を原発先天緑内障と言い、隅角形成異常が軽度で眼球拡大を起こさず発症の遅れる若年開寒隅角緑内障、その他にも続発小児緑内障と言って、生まれつきの原因に関係した緑内障(先天要因)、生まれた後の原因によって発症する緑内障(後天要因)によっても細かく分類されます。

治療方法

緑内障の治療は主に眼圧を下げる治療になります。失明しないよう視神経の障害進行を防ぎ、現状維持をすることが治療目的となります。緑内障は早期発見早期治療を行うことで自覚症状がない状態を維持することも可能ですが、一度障害を来した視神経は基本元には戻りません。眼圧を下げる治療は主に薬物療法になります。薬物療法での眼圧低下が見込めない場合は、必要に応じてレーザー治療や手術を行なうこともあります。

ご相談はお気軽に

目のことでお悩みでしたら、春日井市にある眼科山田クリニックまで、まずはお気軽にお問い合わせください。

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